Jobsのkeynoteから半月,話題持ち切りのiPhoneです.僕も発表された日のショップ開店とほぼ同時に電話をして予約をした質の人間です.ある直営店舗の13番目の仮予約です.今のキャリアはDocomoですが,おそらく安いプランにして同時持ち,いずれ乗り換えます.
皆さん料金プランや電話としての機能を主に注目されているようですが,これはそのような代物ではない,と思う訳です.この2点で言えばあまり買うべき「電話」ではないと考えています.料金プランは強制で定額,メールするにもテンキーやボタンの方が明らかに打ちやすいし,「おさいふ」も「ワンセグ」もない.iPod Touchの所有者ですが,これでメールを打つ気にはあまりならない訳です.
・シームレスな「PDA」として
「電話」としてであればもっと使いやすいデバイスがある.しかし「PDA」と言う観点でiPhoneを見ると少し話は違ってきます.私は実はemoneの所有者でもある.
でも,正直あまり使っていない.理由は,
- ポケットに入らない
- CPUが遅い
- 電池が持たない
- 地下やビル内,自宅でも電波がない
- ブラウザが使いづらい
とたくさんある.そしてなによりシームレスでない.外部の予定表と(私はGoogle Calendarと)Syncするにせよ,メールを受信するにせよ,鞄から取り出して電源をつけ,専用アプリを立ち上げ,電波つなげて・・・となると3分はかかる.やはり理想は,勝手に受信してくれて,全部の機能が一つにまとまってて,すくなくともポケットに入って,動作が速い・・・となるが,比較的iPhoneはこれらをうまく解決できてきるんじゃないかと思う(期待している)んです.おそらく,Mobile Meとかこりゃあええ,となると思うんです.この期待感やシームレス感が,日本語に対する操作性や月額料金の問題と比較して大きいと考えています.
・もっと大きな視点 「iPhone」の取り巻く環境
デバイスだけではなく,孫社長曰く「iPhoneの世界観」について注目すると,これも大きな期待感を抱かせる訳です.iPhoneのSDKはとても整っているようです.ちょっとしたアプリケーションだと5分くらいでできちゃう.そして,それを配布するインフラも整っている.世界中の開発者がしのぎを削ってアプリケーションの開発を行う訳です.iPod Touchにアプリケーションをインストールして使ってますが,すでに手放せないものが3つほどある.アップルの支配下におかれることを問題視されることもあるが,使い勝手や流通への障壁が多いよりは大歓迎,となる.iアプリ,使ってますか?
・「パソコン」との比較
孫社長はiPhoneをもってして「パソコン」と表現しましたが,これはちょっと語弊がある気がします.パソコンにしかできないことはいっぱいあるし,パソコンを持ち歩きたい人でもiPhoneをもたない人はたくさんいる.それだったらemobile+EeePCでいい.iPhoneはやっぱり電話だし,ちょっとこじゃれたPDAなのかもしれないし,そのガジェットとしての域は出ていない.それでも,ネットワークにつながった電脳小物としての頂点にいるものの一つとしては間違いないと言えると考えています.
- 「料金プランが高い」「使いづらい」と思う人は× 普通の電話にすべし.
- ブームに乗って買うのは× 飽きるし,使いづらいし,高いし.
- Jobs信者,Apple信者が買うのは◎ 芸術品として.
- パソコンの代用とするのは× そもそも違う.
- 情報科学の研究用として買うのは◎ 開発環境として.→俺はこれかな.
Docomoは脅威を感じているようだけど,べつにそこまで・・・って気がします.

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