iPhoneレビュー
iPhoneを購入して1週間がたちました.iPhoneネタばかりですいません.
・「ケータイ」からの視点で見るiPhone
日本の独自文化である高機能をもつ「ケータイ」と並べた場合の議論です.
この視点から見ると,iPhoneはまるでいいところがありません.ワンセグ,絵文字,電子マネー機能がない.絵文字なんて〓だよ?しかも日本語は打ちづらい.「ケータイ」なら8年前には既にあった音楽機能やカメラ,2年前から既に実装済みのGPS機能,GPSもナビも無い中途半端なソフト付き.電池はもたない.パソコン無いと使えない.こうやってみると,「ケータイ」はかなり先を行っている,高機能なものと言えます.
・でも,その視点から見てはイケナイ
しかし,これは「ケータイ」ではない.作ったのは技術者集団の聖地,シリコンバレーで修行を積んだジョブズだ.彼の視点でiPhoneは見ないと本質は見えてこない.
・電話は「機能」だ
これは電話にいろいろな付加価値を持たせた「ケータイ」ではない.だって,電話は「機能」の一つになっているから.iPhoneという新たなデバイスは,とりあえずメーラー,ブラウザ,電話,カメラ,地図など,最低限必要な機能(ソフトウェア)を導入しておいて,後はAppStoreで好きなもの入れてください,という考えなんだと感じました.電話も,ブラウザも,ネットワークを使う同じ階層のアプリケーションなのだ.考え方はパソコンに近い.ちょっと古い話だけど,パソコンでFax送るって,一昔前はなんか変な感じしたでしょ?あの感覚に似ている.
ワンセグ?いずれ出るだろうチューナーでも挿してアプリ入れてください.絵文字?フォント入れれば解決.iPhone使いづらい?重たい?簡単にアップデートできますけど.新機種でた?これもアップデートして中身だけ入れかれば,とりあえずの機能は同等.と,ケータイでは考えづらいことが可能となる.
・「あちら側」との蜜月な関係が取れるiPhone
ケータイはネットワーク側(あちら側,と呼ぶ)にあるコンテンツを各キャリアが厳重に管理し,課金制にしてお金を取る仕組み.iPhoneは「あちら側」を積極的に開放し,というか,あちら側と接続する環境(アプリケーション開発環境とその配布環境)を完全に充実させ,あちら側との密接かつ自由な関係を取れるように考えられたデバイスだ.いままでの潤沢なあちら側の資産に自由にアクセスできるアプリを世界中の技術者にたくさん作らせ,有料アプリは販売金額の何割かください,というビジネスモデル.どちらが柔軟で先進的であるか.人気があるのはこの点が魅力的だからかもしれない.
・日本でのリスク
「ケータイガラパゴス」日本でのiPhoneのリスクは,もちろん「ケータイ」の概念が台頭していること.今は人気があるけど,たまごっちのようになりかねない.このリスクをアップルが乗り越えるには,もう一つ何かの転換点が必要だ.「ケータイ」の概念を覆す,なにか大きなインパクトのある転換点.それが何かはわからないけど,そこに大きなビジネスチャンスがあると思うのだ.
さて,開発環境入れよう.Objective Cを勉強しよう.
そして,チャンスをつかもう.
そんな思いまで巡らせられるiPhone.今後がたのしみですわ.
・おまけ:購入するための狙いどころ?
iPhoneを札幌で購入しました.地方は余っています.身内曰く「北海道はSoftbank電波弱いから」.おそらくその通りなんでしょう.まだ,購入
できていない方はSoftbankのエリアが小さいところが狙い目,と言えるのかもしれません.でも,そろそろ余ってくるんじゃないでしょうか.
・おまけ:Jailbreakできました.
すでにJailbreakされたiPhone 3G.やってみました.できました.
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